こんにちは。
PLAY-X編集部です。
少し前のことになりますが、Xのタイムラインで15万impという脅威的な数字を叩き出した投稿を目にしたので、今回はその内容について触れてみたいと思います。
みんな大好き全イーさんが「✅お前マジでいい加減にしろよ」と、SOU⚡️仮想通貨 / ビットコインの投稿に対してリポストしたものになります。怖い!
どうやら、「『イーサリアムL2移行』について、間違った見識を広めている人が多いから気をつけてね」という、むしろ優しさに溢れる注意喚起だったようです。
詳細は投稿文を読んでいただければわかりますが、かいつまんだ部分を箇条書きしてみます。
✅イーサリアムのL2移行とは
イーサリアム叩きはimpが稼げるから海外ソラナーたちが誤った認識を広めている
特に、「企業が支配するチェーン」「イーサリアムに寄生してユーザーを吸い取る競合チェーン」などというネガティブな表現をする人が多いとのこと
まずはブロックチェーン機能のおさらい
①Data Avalability (データの共有)
ユーザーが発行した取引データ(transaction)を一時保存し、ネットワーク全体に共有する。
②Execution (計算処理)
共有された取引データを元に、残高等のストックデータ(State)がどのように変化するのかを計算する。
③Settlement (確定)
②で計算された最新のStateをネットワーク参加者(Validator)全員で検証し、多数決によって確定する。
次に、この3機能それぞれについて、分散性がどれだけ必要なのか?
①Data Avalability (データの共有):◯中
②Execution (計算処理):△低
③Settlement (確定):◎最も必要
権力が集中すると、好きな計算結果が選べてしまうため③が1番大事。
計算自体が大事なのではなく、結果をどうやって定めるのか?ここの分散性が大事。
そのため、計算自体はそこまで分散性では重要視されないので...
「計算処理は高速な中央集権システムに外注しても良くない?」というのがRollupというレイヤー2システム
計算処理が膨大でも、その結果を簡単に検証できるやり方も2つ見つかる。
Optimistic
Zk
計算処理を外注して高速化しても、この2方式のおかげで「③確定」の分散性は保たれている
結論、「イーサリアムのL2」=「計算処理機能のみを高速な中央集権システムに外注したチェーン」
「①データの共有」 や 「③確定」はイーサリアムのメインネットを使うため、ユーザーはイーサリアムと同様の透明性と安全性を得ることができる
✅「でも焼却される手数料が減ったことによってETH発行枚数は増加してるけど・・」
「レイヤー2に手数料を吸い取られることによって、ETHの焼却量が減り、ETHの発行枚数が増加していて、ETHの価値を減らしてる」=アホ
ブロックチェーンは高速化すればガス代はその分減る。
=減った分以上に利用が増えない限り、手数料収入が減る
減った分は、新規発行をしてチェーンの維持コストに充てる必要があるため、発行枚数は増加
SOL と ETHの発行枚数比較
SOL:年間+5%以上のペースで増加(長期的にも+1.5%を持続する計画)
ETH:年間+0.8%程度
さらに現在、Baseなどのレイヤー2利用増加に伴い、イーサリアムメインネットに①③の機能の対価として支払われる手数料も増加
.....むちゃくちゃわかりやすーい!
最後に、全イーさんの最も伝えたい(であろう)テキストの引用です。
メインネットの利用がレイヤー2に移動することで、メインネットの手数料が減少するのは当分続くかもしれませんが、いつかはそれは下げ止まり、レイヤー2の利用が増えることによって、再び増加に転じるのは見えてるわけです。 だからETHの増加ペースが上昇したのは、レイヤー2移行に伴う一時的なものであり、いつかは減少に転じるのはほぼ確実です。 増加ペースがマイナス圏まで減少し、ウルトラサウンドマネーと再び呼ばれるようになるかまでは分かりませんが、あらゆるブロックチェーンで最も増加ペースが低い、つまり最も希少性が高い仮想通貨であることは間違いないと思います。
ちなみにSOUさんとはわかりあえたようです。SOUさんも大人な対応ですね。やさいせいかつ。
本日は以上となります。
ほんの少し先の未来に結果がわかることがとても楽しみです。
それで、みなさま、良い1日をお過ごしください。
PLAY-X 編集部
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